不眠解消
現代の様々なストレス社会において不眠に悩まされている人はたくさんいます。
わが国では一般人口の約20%の人が不眠に悩まされています。
不眠症とは、普段より睡眠時間が短く身体的あるいは精神的に不調があらわれることです。
不眠には、枕が変わると眠れない、心配事があって眠れないなどの一時的な環境の変化や精神的なもので数日眠れない一過性不眠。
これに対し1〜3週間持続して眠れないことを短期不眠。
一過性不眠や短期不眠は一時的なもので原因がわかれば解決することが多いので専門医の診断は不要です。
しかしながら、1ヶ月以上となるとそれは長期不眠となり、なんらかの原因が考えられるため専門医の診断を仰ぐといいでしょう。
不眠の症状としては様々あります。
まず、入眠障害といわれるものがあります。
寝よう寝ようとすればするほど寝られなくなるという寝つきが悪い症状です。
寝つきに30分〜1時間以上かかると定義されています。
ただしいったん眠ることができれば朝まで眠ることができます。
次に熟眠障害といわれるものがあります。
眠りが浅くすぐに起きてしまう症状です。
夢をよくみて熟睡できないタイプです。
睡眠時間が十分にとれているけれど、眠りが浅く満足感が得られないタイプです。
次に早朝覚醒といわれるものがあります。
高齢者に多いタイプです。
朝早く目が覚めてしまいそれ以上眠ることができない症状です。
最後に中途覚醒です。
これは寝ている間に何度も目を覚ましてしまう症状です。
以上が不眠の様々な症状です。
不眠には様々な要因が考えられます。
次に不眠の要因について考えて、これらをどのように解消していけばいいのか考えていきましょう。
不眠の要因
不眠の要因としては様々なことが考えられます。
もっとも多いものとしては、「精神的心理的要因」によるものです。
精神的ショックや急激なストレス、生活上の不安などに対して一時的にあらわれる不眠です。
次に「精神的医学的要因」によるものがあります。
精神科、心療内科でみられる精神疾患すべてにおいて不眠があらわれます。
精神疾患とは、うつ病、うつ状態、神経症、総合失調症などのことです。
次に「身体的要因」によるものがあります。
狭心症や心不全、不整脈などの発作や気管支喘息、肺疾患などによる呼吸困難、アトピー性皮膚炎などによるかゆみ。
その他の疾患による痛みや発熱などによる不眠です。
この場合は内科的治療が必要となります。
またまれな例ですが、夜間ミオクローヌスという骨格筋の不随意収縮つまりてんかんが夜間に起こり不眠が起こることもあります。
次に「薬物使用、アルコール依存」による要因があります。
アルコールを飲まないと眠れない、薬を飲まないと眠れないなど依存性が強く寝ても眠りが浅くすぐに目覚めてしまいます。
また飲まないと眠れないという悪循環を繰り返すものです。
タバコや降圧剤、ステロイド、甲状腺剤などの要因によるものもあります。
他に「生理的要因」もあります。
引越しなどによる生活環境の変化、気温や騒音など睡眠時の環境によるものなど様々です。
これらの不眠要因を踏まえて、次にどのような治療方法があるのか考えていきましょう。
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